【イオンデポジット】除去剤で落とせるものと落ちないイオンデポジット

イオンデポジット攻略が、綺麗に維持出来る

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今回は、コーティング選びの時も施工後も重要なポイントである「イオンデポジット」についてです。

 

コーティング後は、「水洗いでOK！」という言葉をよく聞き、目にしますが正しくもあり間違えでもあります。

 

確かに、コーティング施工後は、水洗いでも汚れ落ちはよくなるので、水洗いでOK！は間違いではありませんが、コーティング上にはどうしても防ぎ切れない汚れが固着します。

 

それがイオンデポジットです。

 

イオンデポジットとは？

イオンデポジットは、ボディ上の汚れと水分が混ざり乾燥後に出来る輪っか状のシミです。

 

イオンデポジットはコーティング上に凸状に発生し、排水性を妨げたり、コーティングを傷め美観をも損ねる汚れで、イオンデポジットに上手く対処することがコーティング効果の延命と美観をいつまでも綺麗に維持出来ることに繋がる非常に重要な汚れであり対処出来るかがポイントです。

 

イオンデポジットにつていの記事はこんなものもあります

 

 

酸性クリーナーの使い方

イオンデポジットの除去の重要性は、ご理解頂けたかと思いますので、実際に作業をみていきましょう！！！

 

イオンデポジットのあるボディ。

濃色車の場合には目でも輪っか状のシミが出来ますが、その他カラーでは、水をかけて排水具合を見ればイオンデポジットが発生しているか確認出来ます。

 

水をかけてみると

 

水が張りつきますね＾＾；

イオンデポジット（雨染み）が凸状に発生しており排水を妨害している状態です。

 

クロスに酸性クリーナーを付け優しく塗り広げると、酸性の力により分解してくれます。

※強くゴシゴシ擦り除去するものではないので優しく作業します。除去出来れば流水で流し作業完了です。

 

排水を邪魔していたイオンデポジットが除去出来れば、排水性、撥水が復活します。

酸性クリーナーに耐えれるコーティングを施工していれば、排水を邪魔している汚れを除去すれば排水性が復活します。

 

簡単に動画で流れを見てみると

 

このような感じです＾＾；

 

酸性クリーナーでイオンデポジットを除去した後は、撥水が元通りになっています。

 

酸性クリーナーに対応したコーティング（ガラスコーティング、ポリマー、ワックス）を施工していると下手に撥水剤で撥水を取り戻すのではなく、汚れ（イオンデポジット）を落としてやることで、撥水が元通りになります☆

 

酸性クリーナーの注意点

■酸性クリーナーは、非常に危険、強い溶剤のものが多いので、使用時は、保護手袋、ゴーグルを装着し作業しましょう。また、お子様の手にしないようにしっかりと保管しましょう。

■使用は、基本、塗装面と樹脂パーツ、ゴム部分にしましょう。

ガラスやメッキに付着するとくすんでしまう場合がありますので、付着してしまった場合には即、流水で流しましょう。

 

 

酸性クリーナーで除去出来ないイオンデポジットは？

酸性クリーナーを使ったのに、全く除去出来ない輪っか状のシミがあります。

例えば、この写真のようなシミ。

輪っか状のシミですが、酸性クリーナーでビクともしません。

 

酸性クリーナーは、塗装・コーティング層上に凸状に出来たシミにのみ反応し除去出来ます。

 

酸性クリーナーで改善しない輪っか状のシミ＝塗装に陥没状（下部にまで進んでいるシミ）になってしまっているシミ。です。

 

 

コーティング選びのポイント

A：超有名・雑誌でも紹介されるコーティングだが、酸性クリーナーは使えない。

B：無名、百均で買えるコーティングだが、酸性クリーナーも問題なく使える。

 

どちらのコーティングを施工しますか？

私ならば、Bを選びます＾＾

 

なぜか？

 

だからです＾＾

 

ワックス、ポリマー、ガラスコーティング（セラミック）でも汚れる、濡れる環境下で使用すれば必ず、発生の程度に差はあれどイオンデポジットは発生します。

 

そしてイオンデポジットは、コーティング効果の持続にも美観にも影響を及ぼすので、施工前にどんなコーティングが良いか？分かっているのです。

 

撥水・親水・ガラスコーティング・ポリマーなど色々な条件はありますが、最低限、酸性クリーナーを使用出来るものを選んでおかないと施工後、綺麗に維持するのは難しくなります。

 

施工店を選ぶときも

施工店選びの時も、色々な選ぶ基準がありますが、イオンデポジット・酸性クリーナーのキーワードは覚えておきましょう！

 

まだまだ、酸性クリーナーの重要性を知らない？知っているけどお客様には伝えていない？施工店は、多いです。

 

■コーティングを検討しているとき

■コーティングを提案されたとき

 

【酸性クリーナー】は使えるのか？施工後に発生するイオンデポジットの対策方法を事前に説明してくれるか？絶対に確認しましょう。

 

もし質問してみて

■水洗いでOKです！

■シミ出来ません！

■酸性クリーナー？？？

と言った回答であれば、即断りましょう。

 

今、この記事を読んで頂いた貴方の方が、プロ施工店より知識人です（笑）

 

絶対に酸性クリーナーは必要になってきますので、今回の記事の内容はしっかりと覚えましょう＾＾

 

 

 

 

 

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