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ワックスコートとは?

DW関西

 

ワックスコートとは、ワックス(カルナバロウワックス)によりボディをコーティングすることを言います。

 

今、ワックスと聞くと「昔のもの、古いもの」と思う方も多いと思いますが、言い換えれば昔から今もある=それ相当の効果があるという裏付けでもあります。

 

弊社でも様々なコーティング剤を試しておりますが、屋外保管、手入れがあまり出来ないような条件下でも良い結果を得れるのがワックスであることを実際の経過により経験しておりワックスをお勧めしております。

 

もちろん、どんなコーティングでもメリット、デメリットがありますので、今回は、ワックスの詳細をご紹介していきます。

 

ワックスのメリット

 

①防汚性

ワックスは、汚れを食い止める、寄せ付けいない効果が非常に高く特に、美観を損なう原因である水滴痕(水染み、イオンデポジ ット)が出来にくい特徴があります。

 

特に弊社で採用しているスイスバックスやザイモールワックスは、天然成分が主で作られており艶や耐久性に影響するカルナバロウの含有率が高いワックスで、油膜にもならずワックスですが3カ月や6カ月といったように長期間の耐久が見込めるワックスとなります。

 

②艶

ガラスコーティングやセラミックコーティングは、キラッとしたような光沢が特徴ですが、ワックスは、艶です。

ワックスならではの濡れたような深い艶が出ます。

 

③再施工が簡単

ワックスは、硬化するコーティングに比べ施工が圧倒的に簡単です。

硬化コーティングは、除去するにしても強い溶剤や研磨によりコーティング層を削り除去する必要がありますが、ワックスは簡単に除去出来ます。

 

④上塗りもできる

コーティング(ワックスを含む)は、表面はどうしても汚れが付着したり手入れ状況によっては劣化やダメージを受けます。

ワックスは、劣化した場合でも上塗りも可能で便利なコーティングです。

 

フロントなど虫付き等、ダメージを受けやすい場所には追加でワックスを施工するように仕上げることも可能。

 

ワックスのデメリット

 

①耐久性

主流であるガラスコーティングやセラミックコーティングの耐久性に比べれば短いと言えます。

 

②施工性

最近では、シュシュっとスプレーするコーティングもありお手軽さが人気ですが、ワックスは塗り込み、拭き取りと作業は時間が掛かります。

 

③定期施工

ガラスコーティングやセラミックコーティングは、一度、施工すれば長期間、コーティング層はボディに残るため、定期的な施工は必要ありませんが、ワックスの場合には定期的な再施工が必要となります。

 

どんなコーティングでもメリット、デメリットはある

 

弊社でもガラスコーティングやセラミックコーティングも取り扱っております。

どんなコーティングもメリット、デメリットがあり保管環境や維持方法、ボディカラーによってお勧めできるコーティングは変わります。

 

コーティング選びでは、コーティング剤で選ぶのではなく、コーティングのメリットやデメリットをよく理解しお選び頂ければ、自分に最良なコーティングを選べる近道になると思います。

 

ワックスを選ぶ理由

ワックスを推奨する理由は、至ってシンプルです。

 

①『綺麗に維持できる、車を綺麗に保てる可能性が高い』から

 

今まで、コーティングを施工したけど綺麗に維持できない経験はないでしょうか?

 

ワックスの場合には、耐久性などのデメリットもございますが、防汚性の高さは抜群で、屋外保管や洗車が苦手な方、洗車があまりできない方でも塗装を保護できる効果が高いと実際にお客様の車を管理し得た結果です。

 

②水滴痕のダメージを回避できる

 

塗装を保護する、美観を維持するためにも回避したい汚れは、上記のような水滴痕です。

皆様もお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

洗車でも落とせない厄介なダメージ、それがシミです。

 

このダメージを回避できるのがワックスです。

 

こちらは硬化コーティングが施工されたボディです。

塗装面をみると水滴痕、輪っか状のシミが見受けられるかと思いますが、ワックスを採用する最大のメリットは、このシミの抑止力が高いことです。

 

ガラスコーティングやセラミックコーティングなど硬化コーティングは、無機質なコーティング層で、シリカスケール(水道水のミネラル分など無機汚れ)と似たものどうしで強く結びつこうとする性質があり、上記のような状態になる可能性が高いのです。

 

逆にワックスは、有機質で出来ており無機汚れとは、結びつきにくい性質があります。

 

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ワックス上で出来る水滴痕は、塗装と共有結合(固着、強く結びつく状態)することはなく、一層、カルナバロウが間に入っている状態で、塗装へダメージを直接与えるのを防ぐことが可能です。

 

塗装上にワックス(カルナバロウ)を施工する。

耐久性はないが、ボディにシミができる可能性は低くなる。

 

屋外保管という汚れやすい環境でも、塗装を保護しやすいコーティングであると言えます。

 

まとめ

 

ワックスも万能でデメリットがない訳ではございません。

しかし、汚れやすい環境、維持ができにく環境=屋外保管や洗車があまりできない方であっても、ワックスの防汚性が効果的に発揮してくるのがワックスコートです。

 

現在、主流のコーティングも無意味なものではございませんが、施工したものの綺麗に維持できない方が非常に多いと思います。

 

この点を改善できるコーティングがワックスなのです。

 

今まで、コーティングで綺麗に保てない、上手く維持できない方は、是非、一度、ワックスをお試し下さい。

今までとは結果が変わることを体感頂けると思います。

 

 

 

 

 

 

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