ガラスコーティング(硬化型)とは?
硬化するタイプのコーティング。
ワックスは硬く固まりませんが、硬化型(ガラスコーティングやセラミック等)のコーティングは溶剤を強制的に乾燥させると写真のように固まります。
最近、車を購入すれば提案されるのはガラスコーティングではないでしょうか?
今、主流のコーティングとなっており特徴は、ワックスと比べ圧倒的な耐久性があります。
【ガラスコーティングの特徴】
●耐久性がある
コーティング自体は、塗装に定着し易く洗うくらいでは除去されることはなく、塗装を削るか、溶剤で溶かすかしなければ塗装上に居座る。
●各社様々な商品がある
撥水力、親水性、膜厚、UVカット、多層、、、等、各社様々な特徴を組み入れたコーティング剤がある。
●傷隠滅力は低い
ワックスやポリマーコーティングに比べキズを埋める効果は低く、下地処理(研磨)により綺麗な塗装面に仕上げなければならない。コーティング剤だけを塗っても綺麗になることは無い。
他にも特徴を上げればありますが取り敢えず上記内容で^^
ガラスコーティング(硬化型)で綺麗に維持出来るか?
車両情報
●1年ほど前に硬化型(ガラスコーティング)コーティング施工
完全硬化・無溶剤・UVカット効果・4μほどの膜厚のコーティングだそうです。
●施工後、月3~5回、スタンドでの洗車+定期的なメンテナンスキットの併用
少しアップで確認しましょう。
洗車傷だらけ。
研磨でないと(研磨でも厳しいかも)除去出来ないシミ(水滴痕)も多数。
●完全硬化●無溶剤●UVカット●数μの膜厚●圧倒的な艶、、、などがあるコーティングであっても、1年程度でこの状態になるコーティングは本当に必要だったのでしょうか?
弊社には、レクサスLSのように直近でコーティングを施工したにも関わらず、『美観維持が出来なくなった』とご来店、ご相談が多数きます。
もちろん、ご相談の中には、
●洗車を行っていない=当然綺麗に維持出来ない
●間違った洗車方法をしている=洗車後、拭き取りをしていない
●維持管理方法が悪かった
など、コーティングのせいではなく維持・管理方法に問題があると考えられる事案もございます。
しかし、写真で紹介したように『施工後、洗車も行っていた』けど綺麗に維持出来ない!そんなオーナー様も多いのです。
硬化型コーティングをしておけば、
●綺麗に維持出来る
●5年綺麗に維持出来る
●洗車キズが防げる
●シミが出来ない
と全てのオーナー様(保管環境やカラー、維持方法も違う)が、コーティングの謳い文句通りの効果を得られることは無いと考えておくことが必要です。
そもそもこのような状態になった理由を簡単に考えてみましょう。
洗車キズ
濃色車の場合にはキズが見え易いので目立つ、気になる方も多いですが、どんなカラーでも同じように洗車キズは付きます。
ピンクでもパールホワイトでもキズが目立ちにくいだけで実際にはキズは付いています。
この洗車キズをコーティングで実際に防げるか?考えます。
硬化型コーティング=硬そう!硬い層で守ってくれそう!って思いませんか?
実際に、コーティング剤(施工店)の謳い文句によっては、
●9Hの硬度で守る
●厚い被膜、2~4μの被膜で守る
●多層によりキズを、、、
等、コーティング剤により 洗車キズ から守ってくれそうって想像してしまう謳い文句が並んでいるものもありますが、、、実際には、、、
こんな状態ですよね。
これが硬化型コーティングの力です。
実際に、洗車キズの付きやすさ、防ぎやすさは、塗装の硬さに左右されます。
どういうことかと言えば、コーティングの有無に関係なく、
●塗装が硬ければ・・・洗車キズは付き難い
●塗装が柔らかければ・・・洗車キズは付きやすい
となるのです。
例えば、、、欧州車の塗装、今回はポルシェで紹介します。
ポルシェの塗装、新車時に弊社で硬化型コーティングを施工し5年ちょい経過した塗装面ですが、洗車キズ(カーポート保管、洗車は一般的な洗車方法、水洗い、しゃぷ―洗車をオーナー様が行っております)が少ないと思います。
これは弊社のコーティングが優れている?からではなく、塗装そのものが硬いからキズが入りにくいのです。
ベンツなども同じくく。
輸入車・国産車でも塗装そのものに硬度があれば、コーティングが無くとも洗車キズは付き難いです。
硬いため、洗車キズを消す研磨を行うときは、柔らかい塗装を磨くより大変です。
次は、柔らかい塗装を見てみましょう。
2020年6月納車の新車のアルファード、ディーラーコーティングが施工されています。
塗装面を見ると、
既に擦ったようなキズが見受けられます。
このカラーは、塗装の中でも柔らかいのが特徴で、非常に洗車キズが入りやすいカラーになり恐らく、ディーラーコーティングを塗布し拭き上げる時に擦ってしまい入れたキズが多数入っているものと考えられます。
国産車の塗装は柔らかいものが多く、硬化型コーティングをしていても土台が柔らかいためキズが付きやすいのです。
【コーティングの層は何μ?】
塗装上に写真のような層、膜厚を作れれば洗車キズをコーティング層で受け止める、防ぐことは可能でしょう。
でも実際に塗装面に作れるコーティングの厚さは、1μに満たないものが多いと考えられます。もちろん厚さを作ることも可能ですが、厚く作ると●塗装の熱による膨張に耐えることが出来ずクラック、割れてしまうリスクがあります。
そして、塗布後、拭き上げる時にボディ全体を均等な厚さで拭き上げるのも困難なのです。
塗布時点ではそれなりの膜厚を作れそうですが拭き上げて、塗装面に残るコーティングの残存量(膜)はどれほどのものか?考えれば、その厚さでキズを防ぐことが難しいと分かるかと思います。
硬化型コーティングで洗車キズを抑える方法は?
硬化型コーティングの硬さを利用するのではなく、
●防汚性
●滑り性
を、利用してキズを抑えることは可能と言えます。
汚れの固着を抑える・滑り良くするコーティング層を作ることで、
●力を入れず汚れを洗い流せる
ようにすることで、無駄に力を入れず綺麗に出来るので、結果、綺麗に出来るというものです。
ただし、これは硬化型でなくともポリマー、ワックスでも同じ効果が狙えます。
次にシミを見ていきましょう。
シミ(水滴痕)
ボディに出来る輪っか状のシミ、イオンデポジットやウォータースポットと呼ばれている物です。
水分、水分と汚れが混ざり乾燥後に出来る、水滴痕ですね。
この水滴痕は、早期の段階であればクリーナーやマイティ3で除去が可能ですが、放置してしまうと塗装の下部へ侵食してしまいクリーナーでは除去出来ない状態になってしまいます。
硬化型コーティングの場合、水とコーティングの性質が似ており結びつきやすい特徴により、ワックスやポリマーに比べ水滴痕が固着し易いという特徴があり、硬化型コーティング施工後に悩む方が多いのです。
【早期の段階の水滴痕の除去動画】
水滴痕は防げない?
濡れる環境、、、洗車や雨、夜露など濡れて乾く環境があればボディのあらゆる場所に水滴痕は発生しますので、何かコーティングで 水滴痕をゼロ にすることは難しい、無理と言えます。
雨の日は乗らいないそんな使用法であれば発生を抑えられますが。
実用車で雨の日でも乗る、、、そうなるとまず発生をゼロにするのは無理です。
特に注意したいのは洗車時
洗車・・・多くの方は自宅の水道水で洗うかと思いますが、水道水には塩素など不純物が多く含まれており乾くと
写真のように輪っか状のシミが出来ます。
ボディ全体に水を掛け洗う➔足回りを洗っていく、、、その間に最初濡らした、洗ったボディの水分が乾いていくとなると、そこには水滴痕が出来ている訳です。
洗車で綺麗にするはずが、、、汚れは落としているけど、新たな汚れ(水滴痕、イオンデポジット)を作ってる場合が多いのです。
弊社では、そのようにならないように部分的に洗える洗車方法:バケツ数杯で洗う洗車をオススメしております。
詳細は➔バケツ数杯の洗車方法をご覧ください。
洗車キズ
綺麗に磨き上げて、コーティングをしても綺麗にするための洗車で増えていく洗車キズ、、、これは弊社にとっても悩みでした。
●高圧洗浄機を使用する
●ムートン、泡を使う
●クロス、スポンジを変える
等、色々工夫をしましたが、日々の洗車はお客様任せになることもあり、洗車キズを防ぐことは難しい、、、特に一般的な洗車をしていても洗車キズを減らせないと気付きました。
そこで弊社では、砂粒を落とす洗車を見つけました。
そんな特別なことをする訳ではありませんが、洗車の工程に砂埃を落とすこれを取り入れるだけで洗車キズを抑えることが可能です。
そして、それでも完全に防げない洗車キズは埋めて綺麗にみせることを採用しております。
塗装を削る、コーティング層を削るのではなく 埋める ことにより塗装荒れを改善、美しさを作りだすことを行っております。
これがマイティ3により仕上げることが可能です。
愛車の美観維持で相談の多いものは、
●洗車キズ
●シミ(イオンデポジット、水滴痕)
です。
でも、上記説明の通り硬化型コーティングでは防ぎ切れない、対応出来ないダメージだとご確認頂けたかと思います。
そこで、弊社ではどのように●洗車キズ●シミの対策をしているか?をご紹介します。
DW関西の数年後まで美しい状態を保つ維持方法
DW関西では、弊社でコーティングを施工した車、ワックスのみで維持している車、他社様コーティング施工車、コーティング未施工車を含め一時的な綺麗さではなくいつまでも綺麗に維持出来るようにしております。
いつまでも綺麗に維持するには、何かコーティング層を作れば解決出来る訳ではございません。
オーナー様による日々の洗車も必要です。
車に関わらずどんな物(バイクや部屋も)でも、汚れを溜め込んでいればどんどんダメージを受けますし、汚れが蓄積されますよね。
愛車をいつまでも綺麗に保つために弊社が行うことは、単純なことです。
●汚れは付けないことは出来ないので、溜め込まない、付いたら除去する
●洗車キズをゼロには出来ないため、極力発生させないようにする
●次の汚れが付いても対処し易いように保護層(マイティ3やザイモールなど)を作る
●洗車を継続できるように楽な洗車方法を採用する
上記を繰り返すだけです。
当たり前のことですが、その当たり前さえ出来れば高額なコーティングなんて無くとも愛車の美観維持は出来るのです。
それでは、詳細をみていきましょう。
汚れは付けないことは出来ないので、溜め込まない、付いたら除去する
どんなコーティングでもマイティ3でもザイモールでも汚れない、、、それはあり得ません。
屋外で使用すれば必ず排気ガスの油分、空気中の汚れ、砂埃、花粉、黄砂、、、等、様々な汚れが付着します。
汚れが付くのは防ぎようもなく仕方ないことなので、汚れが落とし易い状態の内に簡単な洗車(水洗い)で落しておくだけです。
水洗で落ちない汚れは、マイティ3を使用して落しておきます。
汚れを放置するから
食器なども放置すれば汚れが落ちにくいですよね。
車も同じで汚れを放置すれば固着したりシミになったり簡単に落せなくなります。
なので、一番簡単な水洗いで落とせる内に落としておくのです。
洗車キズをゼロには出来ないため、極力発生させないようにする
現状、洗車キズもなく問題なく維持出来ている方には関係ありませんので今まで通りの維持を行いましょう。
高圧洗浄機を使う洗車、スタンドや皆様が行うような一般的な洗車を行っても綺麗に維持出来ませんよね?
●洗車キズが増える
方が、多いかと思います。
一般的な洗車方法で 問題:洗車キズ が起こってしまったとなれば洗車方法を見直すべきです。
●どの段階で洗車キズが増えてしまっているのか?
●道具は悪くないか?
●力加減は問題ないか?
これを考えてみましょう。
弊社で多くのオーナー様のお話を聞き、私自身、試した結果、洗車キズが多く増えている現認は、砂埃を擦っていることだと分かりました。
一般的な洗車は、大量の水で大きな汚れを流す➔その後、スポンジなどで擦る、、、かと思いますが、実は、砂埃を流したつもりが 硬い小さな砂埃 はボディに残っておりスポンジ等でゴシゴシ擦ってしまっているのです。
その結果、一般的な洗車を実践しているはずの車の塗装面が、、、
このような状態になるのです。
これに加え、力加減や道具の選択ミスもある場合がありますが、砂埃さえしっかりと落とし洗車すれば、水の少ない洗車でもキズを圧倒的に抑えることが可能です。
砂埃を落とす洗車→バケツ数杯の洗車法
次の汚れが付いても対処し易いように保護層(マイティ3やザイモールなど)を作る
硬化型コーティングが無意味ではないように何かしらコーティング、保護層を作ることで、
●汚れが落ちやすい
●汚れが固着しにくい
状態を作ることが可能で、DW関西ではマイティ3やその他ワックスなどを施工することで、次の汚れに対応出来るように、汚れが付いても落とし易い状態に仕上げております。
洗車を継続できるように楽な洗車方法を採用する
洗車方法も様々あり、アワアワにしてボディに優しそうな時間を掛けて洗う洗車も人気がありますが、そのような洗車をオーナー様自身で定期的に何年も継続出来るでしょうか?
●ショップに任せるから大丈夫●俺は出来るよ!って方は問題ないですが、多くの方は、『最初はまめに洗えるけど段々、適当になり洗わなくなる、、、』そんな方が多いのではないでしょうか?^^
それが普通、当たり前です^^;
本気で洗車すれば一日掛かりますし、その洗車を乗る限り続けなければ愛車の美観維持は出来ないのです。
愛車の美観維持で重要なことは、 洗車を継続 することです。
弊社では、継続出来るように、
●楽な洗車法:バケツ数杯の洗車
●楽に汚れ落としからコーティングが可能:マイティ3
をオススメしております。
まとめ
●高額なコーティング
●有名なコーティング
●市販コーティング
●コーティングなし
どんな場合でも、汚れます。
いつまでも綺麗に維持するためには、付いた汚れを早い段階で落とし、次の汚れに対応出来るように仕上げておくことが必要です。
その繰り返しを出来るだけ継続出来る洗車方法、メンテナンス方法を採用し実際に施工していくことが必要です。
様々な洗車方法、コーティング、メンテナンス方法がありますが、弊社の方法はその中の1つです。
もちろん異論のある方も多いと思いますが、弊社では全国の同じようなお悩みをお持ちの方を少しでも解決出来る様に情報発信しております。
是非、参考になるとこだけを採用するでもOKですので、愛車の美観維持にお役に立てればと思います。
@DW2009Kツイッターで随時、洗車テクニックや色々な情報を提供中です^^
【商品購入はこちら】
洗車用品販売:ディティールウォッシュ関西
【商品の施工方法や効果を動画で確認】
YouTubeにて、施工動画や車を綺麗に仕上げる方法をアップしております。
是非、購入前に商品の効果などをご確認下さい。
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