愛車の気になる洗車キズ
新車時には気にならなかったボディの洗車キズ。。。
頑張って洗車して綺麗にしてきたのに、気づくとボディに洗車キズが、、、車をきれいに維持したい、クルマ好きの方であれば、悩みがつきない愛車の悩みではないでしょうか?^^;
外で使うしキズなんてついて当たり前!そう考える方からすれば、洗車キズなんて大したことではないかと思いますが、綺麗に保ちたい方からすれば大問題ですよね^^;
今回は、ご相談も多い洗車キズを減らす洗車方法や関連することをご紹介いたします。
完全に洗車キズを防ぐ方法はあるか?
ガラスコーティングの登場とコーティングを売る側、施工する側の宣伝により、ガラスコーティングをすれば塗装に硬いコーティング層が作られてキズ、洗車キズを防げるように考えてしまいがちですが、実際には、コーティング層の硬さで洗車キズをつけないようにすることは出来ません。
コーティングは、1μ(1/1000)以下、無理やり厚く作っても数μ程度の厚さです。
その薄さのコーティング層で、砂埃や洗車時、ふき取り時の摩擦力、圧に勝てるでしょうか?^^
フロントガラスを見てください。
あの硬さ厚さでも、ワイパーによってガラスにはキズが入りますよね???
ガラスコーティングの被膜に洗車キズが付かないように求めるのは難しいのです。
ただし、コーティングにより滑りやすい塗装面、摩擦力を抑えれる状態にすることや汚れ落ちが良い→力を入れずに汚れを落とせる効果により、洗車キズを抑えれる効果はあります^^
※滑りさえ良く出来れば何のコーティングでも同じ結果が得られます。
車の塗装のキズの付きやすさは、塗装の硬さ、柔らかさに左右されます。
柔らかい塗装であれば、ガラスコーティングを施工してもキズは付きやすいですし、硬い塗装、欧州車のような塗装であればガラスコーティングなしでもキズは付きにくいです^^
砂埃が転がるだけで、、、
塗装上には砂埃が付着します。
その砂埃が付着しボディ上を転がるだけでも微細なキズは入ってしまうほど、塗装(コーティング)は繊細なものですので、洗車となるとボディに触れることが多いですよね^^;
完全に洗車で傷を入れないことは困難に近いことなのです。
洗車キズは、◯◯が原因
例えば、綺麗に磨いた塗装。
洗車をしない→塗装を触る、擦ることがなければキズは入りませんよね^^;
柔らかいクロスで、優しく撫でるように拭け(擦る)ばキズは入りませんよね?コーティング時には細心の注意をはかり仕上げることで綺麗な塗装面に仕上げます^^
擦る行為があれば、どうしてもキズは入ります。
その擦る動作(洗車工程)の中で、どんなことが大きなキズを入れる原因になるかと考えれば、 力・使用する道具の硬さ・砂埃など固形物 となります。
力
優しい力であれば、摩擦力が強くなりキズが強く付きやすくなります。
道具
柔らかいクロス(スポンジ、ブラシ)と硬いクロス(スポンジ、ブラシ)では、塗装面へと攻撃性が変わり、キズの入り方、付き方も変わってきます。
柔らかく吸水性の良いクロスがオススメです☆
砂埃
砂埃は、小さな石、硬さがあるものです。
硬いもの=コンパウンドと同じように攻撃性がありますので、砂埃があるまま擦ってしまうとキズが入る原因となります。
洗車を行う場合、力加減・道具・砂埃に注意することがキズを入れない洗車の第一歩です^^
特に注意したいことが、三つの中でも 砂埃 です。
いろいろ試し結果、砂埃に注意して洗うこと、洗車することが一番、洗車キズをつけない洗車ができないポイントといえます。
砂埃はなかなか落ちていない?
洗車の一般的な方法と言えば、流水(ホース、高圧洗浄)で流す、そして、スポンジ等で洗っていくかと思いますが、実は、この作業だけでは砂埃など、硬さのある汚れは落ち切っていないのです。
屋外で使用する車。
排気ガスや空気中汚れである油が付着しており、そこに砂埃が付着している状態で、高圧洗浄で飛ばしたと思っても、ボディには微細な汚れ、固形物が残っているのです。
A:砂埃があるボディ→スポンジ、クロス等で擦る・・・ボディはどうなるでしょうか?^^;
B:砂埃のないボディ→スポンジ、クロス等で擦る・・・A、Bどちらがいい結果を得られるでしょうか?
ここが洗車キズを増やしてしまうかどうか?大きな分かれ道です^^;
予備知識
高圧洗浄。
一見、洗車に良い!汚れを落としてくれそうな便利な道具ですが、ボディの汚れ具合によっては高圧洗浄時に、ボディの汚れ(小石、砂粒など)を転がしてしまう、飛ばしてしまうことで細かなキズをつけてしまう原因にもなります。
汚れ具合に合わせ、最初は、優しい流水で大きな汚れを流すなど、工夫することをおすすめします^^
簡単!誰でも出来る!洗車キズをつけない洗車方法!
洗車にこれが正解!という方法はないと考えております^^
突き詰めれば屋内で、純水で、毎回洗車スポンジを変えて、拭き上げはなしで、エアーで飛ばして、、、と設備や時間、、、何もかも大変になります^^;
今回の洗車方法は、時間は少々かかりますが、準備に必要なものは、クロス・バケツ・水のみです。
今、恐らく手元にあると思いますので、追加購入するものはなく、洗車の仕上がりを良く、洗車キズのつかない、つきにくい洗車が行えるようになりますので、洗車キズを抑えたい方は是非、試してみて下さい。
写真で見る砂埃を落とす洗車方法(洗車前の下準備)
この工程を、洗車の最初に取り言えることで、洗車キズの目立つ濃色車でも圧倒的に洗車キズをつけない、洗車キズの発生を抑えることが可能です。
ステップ1
まずは、流水で大きな汚れ、大まかな汚れを流します。
細かな場所や隙間にも汚れが入っているので、各隙間にもしっかりと流水で汚れを流します。
ステップ2
ここからが流水では落としきれていない、油分汚れで塗装面に引っ付いている小さな砂埃を塗装面から離す工程です。
クロスにタップりと水を含ませ、ゴシゴシ擦るのではなくクロスの自重だけでボディ上を撫でる、クロスを優しく滑らします。
ボンネットであれば、中心から手前にクロスを滑らせます。
※強く擦る必要はありません。
たっぷり水分を含ませたクロスで作業します。
水分が多ければ、掻き出した汚れを流しつつよりキズを抑えることが可能です。
側面であれば、上から下へクロスを滑らせます。
側面も出来るだけ自重で、上から下へクロスを動かし、汚れを流します。
サイドステップなどはあてがうような形で作業します。
下回りに進むと汚れが多いと思いますが、そのような場合には、クロスの汚れ具合を確認しながら汚れが多い場合にはクロスを洗い常に綺麗な状態で作業を進めます。
ステップ3
塗装面に張り付いていた小さな砂埃は、今間での工程で離れた状態なので、流水で流します。
ここまでの作業で、塗装面に汚れ(砂埃)がほぼない状態なので、スポンジやクロスを用いた洗車が出来る状態です。
これで洗車前の下準備が完了です☆
洗車キズがつかない洗車方法:拭き上げ方法
洗車キズは、洗う時、拭き上げ時に起こりやすいです。
これはボディに触れる、ボディを擦る作業があるからなので、擦ることを意識して作業を行うことで洗車キズを抑えることが可能です。
方法1
場所場所で、クロスを置く形で吸水させる。
クロスをボディに置き、上から軽く抑える、ポンポンと叩くように吸水させます。
クロスで擦ることがなくキズが付くリスクは少ないです。
方法2
クロスの端をもちゆっくりと吸水させるようにすることで、ゴシゴシする回数が減り洗車キズを抑えれます。
吸水性の良いクロスを使えば拭き取り回数も減り時短にも繋がります。
予備知識
マイクロファイバーは、ゆっくりと動かすことで効率よく吸水性を利用することが出来ます。
拭き取りスピードが早いと、拭きスジが残ったり、2度、3度と拭かないといけない状態になりますので、しっかりと絞り、塗装面をゆっくり動かしながら吸水性を上手に利用して拭き上げましょう。
ここまでは、手洗い洗車での洗車キズをつけない洗車方法をお伝えしましたが、洗車機の相談も多いので洗車機についても考えて見ましょう!
洗車キズが多くつく状況は?
洗車キズ、洗車の一連の工程で一番キズを入れるリスクがどこにあるか考えると、ボディを擦る、触れる動作がある時です。
シャワーリングで大まかな汚れを落とる➔シャンプーとスポンジやクロスでボディを擦る!←ここです!一番洗車キズを入れるリスクが高まる作業は!
ボディは、屋外で走行すると排気ガスや空気中の油汚れが付着し、油汚れに砂埃や黄砂、花粉、排気ガス汚れなど色々な粒子のものが付着しています。
洗車する時、最初にシャワーリングで大まかな汚れを落とすと思いますが、実は、汚れがまだ残っている状態で、その状態でスポンジで汚れを引きずってしまうことで、洗車キズがつく、増えることになってしまいます。
逆に言えば、しっかりと砂粒などの汚れを落としてから洗車出来れば、洗車キズは圧倒的に減らすことが可能なのです。
もう1つ覚えておいてほしいこと
当記事でも何度か紹介している、コーティング(ガラスコーティング)施工面をライターの後ろ、樹脂部分で「コツン、コツン」と叩いてキズが防げた!よって動画。
ユーチューブでも色々と上がっていて、「ガラスコーティングすげぇ!」みたいに見える動画も多いです(笑)
でも実は、これはガラスコーティング被膜の硬度、硬さにより防げたのではなく、塗装面がツルツルになった、滑りが良くなったことで起こる現象で、コーティングで塗装表面が硬くなった訳ではありません。
ガラスコーティングでなくとも
■ポリマー
■ワックス
でも同じことが再現できます^^
って、ことは滑りが良い状態を作りだしていれば洗車機のブラシも滑りやすい状態であればキズが入らないはずで、、、その通りと言えます^^
ライターの実験時も、砂埃のあるボディを叩けば、必ず引きずったキズが入ります。
このことも踏まえて洗車機を考えましょう。
洗車機で考えてみる
ボディに砂粒があると洗車キズがつく可能性が上がると先に述べましたが、洗車機でも同じことが言えます。
例1、ボディに汚れが付いている状態
写真のようにボディに、砂埃が多く付着している状態で洗車機に入れると、汚れを引きずることになるので、洗車キズは入ります。
例2、ボディに汚れが少ない
汚れが付いているけど、砂埃や泥汚れのような固形物の汚れが少ない場合、キズの原因となる汚れを引きずるリスクが低くなるので洗車キズはつきにくいと言えます。
例3、コーティングをしてツルツルのボディ、比較的綺麗なボディ
何かしらのコーティングを施工してツルツルなボディで汚れも少ない場合、引きずる汚れも少ない、摩擦力も減りますので、キズはほとんどつきません。
上記、3つの例を考えて見ましたが、ここからが洗車機のややこしいところです。
実際の洗車機で起こる事
洗車機は、色々な車が洗います。
自分の愛車が比較的、綺麗でも先にいれた車は、汚れの多い車の場合はどうでしょうか?
ブラシには砂埃などが多く付着していると考えられます。
結果、砂埃の付いたブラシで擦られる=洗車キズが入るリスクが高まる。と言えます。
また、もう1つ気になるのが、様々ある撥水コートなどのコーティング剤です。
洗車機で撥水コートなどを試したことがある方なら分かると思いますが、結構、撥水しませんか?^^
持続力もなかなで、「洗車機で十分!」とお考えの方も多いかと思います^^
しかし、洗車機の撥水コートなど業務用のものは、撥水力は高いけど、塗装に悪い溶剤も多く含まれているものが多いというデメリットもございます。※洗車機のようなものは20ℓでその値段!!!とビックリするような価格も多いのであまり良いものを使っているとは言えないかな?と思います^^;
簡易コーティングなどで、よく水をはじくものなどには強い溶剤が入っている場合が多いです。
強い溶剤=塗装やコーティングには良くなく、汚れが付きやすくなったり塗装、コーティングを劣化を早めるリスクも高まるのでオススメできません。
自分の車が綺麗に維持出来るコーティングを施工していて、シャンプー洗車コースのみで仕上げようと洗車機を利用する。
しかし、前車はバチバチに撥水する撥水コートコースを使った後だと、洗車ブラシに撥水コートが残っていて自分の車にも撥水コートが付いてしまう恐れもあります。
そうなると、、、洗車機を使うのは気が引けるなと私は思います^^;
楽に!綺麗に維持する洗車方法は、ワックスと水洗い!
弊社では、ワックスを利用した車の維持方法をおすすめしております。
その理由は、洗車の維持が楽になる、塗装保護が出来る、メンテナンスフリーに近い状態で愛車の美観維持が出来るからです。
ワックスは、耐久性は他のコーティングに劣りますが、防汚性は確実に一番です。
短命である欠点は、定期的なワックスの入れ替えで補うことで、シャンプー洗車や小まめな雨染み除去(酸性クリーナー)の必要性がなくなりますので、日常の維持は水洗いのみで、汚れを落とし綺麗さを維持することが出来ます。
このような黒いスジ状の汚れは、細部に残ったシャンプー成分の濯ぎ残し成分であることが多いです。
シャンプー洗車の場合、相当多くの水で流さなければ、隙間には思いのほか洗剤成分が残っています。
一時的には乾燥しますが、雨など濡れた時にシャンプー成分が流れ出し、排気ガスなどの汚れと混ざり、油性の汚れとなり塗装面に強固に付く形で水洗いではなかなか、落ちない汚れとなる恐れがあります。
ワックス(その他のコーティングでもOK)で、水洗いで汚れが落ちる状態を維持出来れば、シャンプーを無駄に使用する必要もなく、隙間に溜まる汚れは砂埃などの汚れで、流れ出しても水性よりの汚れなので、水洗いでも簡単に落すことの汚れとなります。
特殊ワックス(クリーナーワックス)での維持の便利さ
弊社では、ワックスに塗装を傷めない程度の石油系成分やキズ埋め効果のあるポリマー成分を入れた特殊ワックスを使用しております。※サンプルも無料でお渡し可能です☆
特殊ワックスは、軽度の汚れ落とし(雨染み除去など)+艶出し+キズ隠滅の効果がありますので、犠牲膜を作りつつ塗装面を整え、汚れに備えることが出来るようになりますので、定期的にワックスを施工するだけで、日々の洗車は水洗いで落とすことが可能になります☆
特殊ワックスを使えば、このように艶のないボディも艶のある、洗車のし易い状態へ仕上げが可能です☆
特殊ワックス(クリーナーワックス)については、無料サンプルもご用意しておりますので、お気軽にお問合せください^^
まとめ
■ガラスコーティングの被膜の硬さで洗車キズは防げない
■ガラスコーティング(その他コート)により滑りやすい状態にすればキズを抑えられる
■流水(高圧洗浄)でも落ちない排ガスなどの油分と混ざった汚れがボディに残っている
■残っている汚れを上手く除去することで、洗車キズの入りにく洗車ができる
■拭き上げは、クロスの吸水性を上手く利用する
■洗車機利用もボディの汚れ具合で、洗車キズの付き方は変わる
■特殊ワックス、ワックスの防汚性を利用することで、日常の洗車が楽になる
設備もいらず、作業工程を少し増やすだけでキズを抑えることが可能です^^
慣れれば作業も時間はかかりませんし、直ぐに実践できるオススメな洗車方法です。
そして、ワックスも防汚性抜群でおすすめですので、使っていない方は、一度、ワックスにも着目してみて下さい^^
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