今回は、ボディに出来るシミ、、、イオンデポジットについてです。
イオンデポジット＝雨染みやスケール、スケール汚れなどと呼ばれる汚れの一種です。
簡単に説明すると、ボディ上に出来る凸状の輪っか状のシミのことです＾＾
黒い車にお乗りの方は、悩まされる汚れだと思います。
洗車キズとイオンデポジットのご相談は多く、全てのオーナー様の悩みではないでしょうか？
今回は、この厄介な汚れの発生原因や対策などをみていきたいと思います＾＾
非常に厄介な汚れ何ですがご安心下さい＾＾
超単純ですが、実際に効果のある結果を出している対策をご紹介します！！！
それでは、スタートです＾＾
イオンデポジットとは？
上記でも述べましたが、イオンデポジット＝ボディ上に出来る水分の乾燥後に出来るシミのことです。
出来る原因も色々ありますが、ボディ上に出来る、凸状の状態のシミのことをイオンデポジットと呼びます。
ボディ状に凸状に出来るとどうなるか？
ボディ状にイオンデポジットが、凸状に発生している状態の塗装面。
塗装上に出っ張りがある状態なので、排水が妨げられています。
イオンデポジットがない、除去した塗装面。
同じ塗装面ですが、凸状のイオンデポジットがなく排水がスムーズになることで排水性がアップします。
シミがあることで、ボディ上の見た目も悪くなりますし、排水性が低下＝汚れが残りやすい、洗車時に手間がかかるなど車を綺麗に維持するうえで大きなデメリットとなります。
イオンデポジットの発生原因は？
イオンデポジットがなぜ？出来るのか考えて見ましょう。
色々な考え方や要因があるのですが、何点がご紹介します＾＾
水道水に含まれる成分によるイオンデポジット
水道水を強制的に乾燥させると、ボディには輪っか状のシミ（イオンデポジット）が出来ます。
これは、水道水の（塩素など水道水に含まれる成分）中の成分が乾燥時に残るため出来るシミです。
水道水の不純物を除いた純水で同じことを行ってみると、、、
ほとんどシミは出来ません＾＾
炎天下での洗車を控えて！と言われる理由の１つは、この水道水が乾いてしまうからでもあります＾＾
『やっぱり、純水っていいな！』と思うかもしれませんが、純水でも完璧とは言えません＾＾；
その詳細は下記記事にまとめております＾＾
【純水なんて必要ない？純水でもシミが出来てしまう理由と実験で見る純水】
井戸水も要注意
井戸水には、マグネシウムなどミネラル分が多い水が多いので、洗車に使用すると、水道水以上に不純物の残留分が残りやすくイオンデポジットになりやすいです。
井戸水も井戸により、ミネラル分の含まれる量は様々です。
洗車に利用する場合、何かボディ以外の場所で強制乾燥させ乾いた跡が酷く残らないか？チェックしてから使うのが良いでしょう！
雨の後に出来るイオンデポジット
よく雨染みとも言われますが、実際に、雨だけであればここまでのシミは出来にくいです。
その理由は雨は、不純物が少なく塗装上が綺麗な状態に雨が降り乾燥しても酷いシミになりません。
なぜ？雨のあと酷いシミになるか？
それは、ボディの汚れが原因です。
ボディの汚れ＋雨（水分）が混ざり、汚れた水（不純物を含んだ水）となりイオンデポジットとなるのです。
硬化型コーティング（ガラスコーティングなど）も原因？
最近、一番施工されているガラスコーティング（硬化型コーティング）ですが、このコーティングを施工して、このコーティングが主流になりボディに出来るシミでお悩みの方、シミが出来てしまっているボディを多く見ます。
なぜか？
原因は大きく２点あると思います。
①コーティングの性質により
硬化型コーティング（ガラスコーティングなど）は、コーティングの性質的に水分、水と強く結びつこうとする性質が強いと言われています。
分かりやすく言えばワックスは、水をはじく、はねのけるような状態ですがガラスコーティングは、一緒になろうとする力が強くシミが出来易くなります。
性質の問題と、手入れが楽（洗車スパンを延せる）になることが混ざって、結果シミが出来やすい状態を作ってしまっていると言えます。
②維持方法の間違い
硬化型コーティングは、耐久性と手入れが簡単（ワックス掛けも不要、水洗いでOK）なのが売りなコーティングです。
確かにそうなのですが、施工側（施工者、提案者、コート剤メーカー）も間違った伝え方、情報発信をしてしまい維持が適当になってしまって塗装トラブルが起こっていると考えられます。
●水洗いで維持出来る！
間違えではありませんが、水洗いだけでは、イオンデポジットも出来る、水垢も、排気ガス汚れも蓄積され塗装面には汚れの層が溜まる。
●耐久性に期待して洗う回数か少ない
洗車が楽になると勧められ、またネットなどの情報により、洗車回数が非常に少ないことが多いです。
洗車スパンが長い＝ボディ上には汚れが放置される時間が長い、、、そうなると、洗車で簡単に落せないシミに育っている場合が多い。
ワックス掛けの時代を考える
ワックス掛けの時代、恐らく今ほどシミの悩みは無かったと思います＾＾
仕事がら古いワックス全盛期の車を仕上げることがあるのですが、濃色車であってもシミが少ないのに驚きます。
ただし、
●隅っこにワックス詰まりがある（笑）
●グルグルとワックス掛けのキズがある（笑）
というデメリットも見受けられます。
でも圧倒的にシミは少ない。
これは、ワックスは性質と施工の結果と言えます。
●固着しにくい
ワックスは、撥水性、防汚性が高くシミになりにくい。
●小まめにワックス掛けを行っている
洗車毎にワックス掛けをするなど、昔は、シミや汚れを毎回、ワックス掛けで落していた、汚れを放置する期間が短い→結果、シミが出来にくい状態で維持出来る。
という結果です＾＾
この考え方は今、実践しても良い結果が得られているっ美観維持方法です。
シャンプー洗車も原因か？
弊社のワックス（マイティ３）を使った維持方法の場合は、ほぼ水洗いのみで維持出来るようになります＾＾
不思議なことに水洗いをメインに行うようにすると、イオンデポジットが自然と出来にくくなります。
これは実際に商品を購入した頂いたお客様からも同じ意見を頂いております。
そこから考えられることは、一般的な洗車は、
水道水＋シャンプーを使った洗車 だと思います＾＾
この一般的な洗車ですが、イオンデポジットが出来やすい原因があります。
●水道水のシミになりやすい水と一緒に、シャンプー成分が少しかもしれないがボディ上に残る→一度は乾燥して綺麗に見えるが洗剤成分がボディ上に残っていて雨の時に溶け出す、、、そして固着し易いシミになる。
●洗車時に水道水、シャンプー水を乾かしてしまいシミを作っている。
と考えられます。
屋外での洗車となるとどうしても拭き上げに時間がかかったりして水分を乾燥させてしまうことが多いと思いますの洗車に工夫が必要です。
ウォータースポットとの違いは？
ご相談でもイオンデポジットとウォータースポットの違い？について聞かれることが多いのですが、これは調べると、
●一緒の意味
●ごちゃごちゃになっている＾＾；
ことや記事を書いた方の感覚？で決め方も違う場合がありますが、弊社では、ウォータースポットは、
イオンデポジットを放置し、シミが進行した陥没状に育ってしまったシミ（凹状のシミ）のことを指しております。
このように塗装下部へ侵食するように出来てしまったシミ＝ウォータースポットと言います。
塗装に凹状にあるシミなので、塗装を削り、シミそのものある層を削り落とさなければ改善、綺麗にみせることは出来ません。
研磨でしか対処出来ないシミ＝ウォータースポットと考えればOKです。
ウォータースポットまで放置するのは厳禁！！！
ウォータースポットは、研磨でしか対処出来ないシミです。
しかも、塗装下部へ進むシミは、、、放置すればどんどん塗装下部へ塗装を傷めていくため、削っても削っても改善出来ない、、、金太郎飴のような状態になってしまう可能性があります。
削ってもシミが残る、、、こうなると塗装には限界があるので研磨でも綺麗に出来ない状態になりますので、ボディに出来るシミは早めの対処が必要です！
イオンデポジットから愛車を守るには？
イオンデポジットから愛車を守るには、どうすれば良いでしょうか？＾＾
答えは、簡単です。
濡れることが無ければイオンデポジットは出来ません（笑）
博物館など屋外で置いておく、ガレージ保管、雨の日は乗らない、濡らさない、洗わないような条件であれば、イオンデポジットは出来ません＾＾；
でも、実際に使用する車、、、濡れることは避けられませんよね＾＾；
●純水で毎回洗うことも難しい、出来ない
●屋外保管で濡れる、汚れるを繰り返す
●毎日洗うことも出来ない
●急な雨や夜露もありどうしても濡れてしまう、、、等々
実用車であれば汚れる、濡れることが必ずあるので、何か対策が必要ですよね＾＾
次は、そこを説明します！
一番の対策は、イオンデポジットを発生させないこと
イオンデポジットが出来る原因を無くしていけば、イオンデポジットは防げますよね？＾＾
それを実際に洗車（日々の維持管理）に取り入れていけばOKです。
●純水もない
●ガレージで洗車も出来ない、屋外での洗車
●洗車テクニックもない
それでも大丈夫です＾＾
特別な道具や環境、洗車技術が無くとも、イオンデポジット対策は可能ですのでご安心下さい＾＾
まずは、イオンデポジットの出来る原因から考えます。
最初の内容を再度確認して、、、
●水分を乾かさない
水気を乾燥させないような洗車方法の実践→ちょっと変わった洗車方法の実践
●シャンプー洗車をしない、控える
シャンプーの必要ない維持方法の実践→マイティ３ワックスを使った維持方法の実践
●シミが出来やす状態を変える
洗車方法を変える、維持方法（コーティングなど）、現状で綺麗に維持出来ないことを変える
イオンデポジット（雨染み）は、発生させてしまうと除去も面倒です。
なので、最初からイオンデポジットが出来ないように維持するこが大事です＾＾
その方法をお伝えします＾＾
常にイオンデポジットを除去する：マイティ３
汚れる＋濡れる（洗車、雨、夜露など）そして乾燥するような環境下で使用するとなれば、どんなコーティングを施工しても完全にイオンデポジットをゼロにすることは不可能です。
コーティングにより、多少はイオンデポジットの発生を抑えることは可能ですが、コーティング単体の効果で、シミから愛車を守るには非常にハードルが高くなるので、もっと簡単な方法を行う方が良いです。
その方法がマイティ３です。
マイティ３は、石油系成分＋界面活性剤のバランスのとれた成分で、ボディ上の汚れを効率よく除去する効果があります。
付いてしまったイオンデポジットもマイティ３で
取り除く、そして、塗装面を整えてくれる効果が得られます。
付いてしまうシミは仕方ないので、小まめに除去することで、常にイオンデポジット作らない、イオンデポジットを長期間放置しないようすることで綺麗さを維持する、維持出来ます。
単純なことではありますが、この方法（ワックス）で、屋外保管でも長期間、ずっと綺麗に維持出来ている実績がございます＾＾
保護層を作っておく：マイティ３
直に塗装に汚れが付くよりは、何か一層、汚れを食い止める層がある方が塗装にも良いですし維持もし易くなります。
ガラスコーティングでも同じ効果を得ているのですが、ガラスコーティングより防汚性があり、汚れの固着を抑えれるのがワックス（マイティ３）です。
どんなコーティングでも、保管環境でも、ボディカラーでも屋外で使用すれば汚れます。
なので、少しでも汚れを、
●固着させない
●はねのける
●落とし易い
状態、保護層を作る、仕上げることが重要で、弊社で言えば、マイティ３で保護層を作ることが可能です。
マイティ３の他の良いところ
どんなコーティングを施工して、丁寧に、例え、イオンデポジットを防ぎ、抑えて維持出来たとしても新たな問題も出てきます。
洗車キズ改善
例えば、写真のような洗車キズ。
このような美観を損なうダメージ、洗車キズもマイティ３を使えば、
●テクニックも必要なし
●誰でも出来る
●艶の向上
●キズの隠滅
等、見た目（洗車キズ）の改善、向上も保護層作り、イオンデポジット対策と一緒に出来てしまう便利な使えるワックスです＾＾
エンジンルームのクリーニング＆コーティング
このような汚れも
簡単に綺麗に仕上がります。
使用するのは、マイティ３とスポンジ、クロスのみです。
その他にも、
水垢除去＆コーティング
メッキパーツのシミ除去＆コーティング
窓ガラス（内・外）のクリーニング＆コーティング
テールランプのクリーニング＆コーティング
ステッカーの糊跡の除去
等々、ボディのあらゆる場所の仕上げに使えるのが、マイティ３です。
まとめ
イオンデポジットは、汚れる・濡れる・乾く状況があれば、どんなコーティングであっても完全に防ぐことが出来ない汚れ（ダメージ）で、イオンデポジットを放置すると、塗装下部にシミが進み研磨でしか対処出来ないウォータースポットに変わります。
対策としては、現状のイオンデポジットが出来ている原因を考え改善することが必要です。
●水道水を乾かしてしまう・・・乾かさない方法はあるのか？
●シミが出来やすいコーティング・・・シミ（イオンデポジット）が出来にくいコーティングがあるか？
等、現状起こっている問題点から対策を考えます。
そして、イオンデポジットの対策としてはワックス（マイティ３）が効果的で、
●ワックスでイオンデポジットを早期に除去しておく
●ワックスでイオンデポジットの固着を防ぐ保護層を作っておく
塗装上にイオンデポジットを極力作らせない、長期間放置しないようにすることが、簡単なイオンデポジット対策です。
そして、洗車も水分を乾かしてしまうリスクの少ない、【少ない水での洗車方法】も有効的と言えます。
現状、イオンデポジットでお悩みの場合には、
を試してみるのはいかがでしょうか＾＾
コーティング剤を色々考えるよりも簡単に、そして、プロに依頼することもなくDIY、自分で愛車を綺麗に仕上げることが可能です＾＾
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